内容
本格的に理論を勉強する前にこの本で少し予習しておこう
音楽理論を学びたくて理論書を読み始めたけど、途中からわけがわからなくなって結局放り投げた......。そんな経験を持つ人は多いでしょう。また、これから音楽理論を学ぼうとする人が、ほとんど何もわからない状態からいきなり本格的な理論解説に直面したら、きっと面食らってしまうはず。本書は、そういった従来の音楽理論書の敷居を一気に引き下げ、理解への架け橋となるべく作られた読み物風の入門書です。まずこの本を読んで音楽理論に対する必要最小限の予備知識を頭に入れておけば、そこから先、ちゃんとした音楽理論書を読んだときの理解度が飛躍的に向上すること間違いなし。やる気のある人にこそお勧めの1冊です。
【CONTENTS】
■五線と音名
■倍音と音程
■音階(スケール)
■調性(キー)
■和音(コード)
■機能とケーデンス
★本書の内容に用語解説と索引ページを加えた『ちゃんとした音楽理論書を読む前に読んでおく本[増補版]』が新たに出版されています。なお、増補版で新たに加えられた用語解説と索引ページについてはPDFとしてリットーミュージックの商品紹介ページからフリーダウンロード方式で入手可能です。すでに旧版の『ちゃんとした音楽理論書を読む前に読んでおく本』をご購入済みの方は、このPDFをダウンロードすることで、増補版とほぼ同等の使い勝手を得ることができます。
編集担当より一言
私が今まで担当した中で、こんなに編集作業が楽しかった音楽理論書はありませんでした。 著者である侘美さんの優しくてユーモアあふれる人柄がそのまま反映された、笑いながら読み進めていける、珍しい理論書だと言えます。 まさに、タイトルどおり、これまでになかった、“ちゃんとした音楽理論書を読む前に読んでおくといい本”ができたと自負しています。
(編集担当/内山)