内容
ラブレター、謝罪文、メール、SNS、ビジネス文書etc…… 相手に伝わる文章を書くための技術、教えます
プライベート/ビジネス問わず、文章を「書く」機会はどんどん増えています。書くことが苦手な人には、とてもつらい時代と言えるでしょう。そんな人のために、ラブレター、謝罪文、復縁の手紙、ビジネス文書など、あらゆる文章を代わりに書く「代筆屋」という職業が成り立つくらいです。本書は、その「代筆屋」自身が、秘伝のテクニックを公開する本。文法や形式を学ぶ本ではなく、「人の心を動かす」文章術を、誰でも実践できるように、豊富な実例を挙げて紹介していきます。自分の想いを文章にして、相手の心を動かせたなら、どんなにワクワクすることでしょう。本書を読めば、思わず文章を書きたくなること必至です。
※本書は、同名の電子書籍(インプレスQuick Books 刊)に大幅に加筆修正し、再構成したものです。
【CONTENTS】
■はじめに
■第1章 誰でも伝わる文章は書ける
・書くことを怖がらず、とにかく書けば上手くなる
・字が下手な人ほど想いは伝わる?
・文章は「中学生がわかる」がポイント
・心ある文章を書くために
・心に刺さる一文が書ければ、文章は完成する
〈代筆屋エピソード1〉字が下手で文章を書くのが嫌いだった私は、詩と手紙に救われた
■第2章 相手を考えてこそ伝わる文章になる
・相手はイメージ? 数値? タイプによって書き方を変える
・あなただけのために書いたと思わせるワンフレーズ
・相手をイメージする力
・相手の感情によって書き方は変わる
・相手の文章を真似する
〈代筆屋エピソード2〉メルマガで書いた一文が、係長を社長へ変えた
■第3章 伝わらない文章を伝わる文章に変える
・なぜあなたの文章を読んでくれないのか?
・伝わらない文章を伝わる文章に変える3つのテクニック
・文章の印象をガラリと変える句読点のセンス
・さらっと忘れさせない書き方
・ひらがなはやさしくつたわる、最強の言葉
・あえて手紙はやわらかく、あえてメールは真面目にきちんと
・書くために、本、読んでいますか?
・文章を真似する
〈代筆屋エピソード3〉ある大手企業を救うために書いた奇跡の謝罪文
■第4章 理想のあなたを演出する
・プロフィールは失敗を曝け出すほど共感を呼ぶ
・ブログやSNSで理想のあなたを演出する
・面接で「いつから来れる?」と言わせる志望動機の書き方
・さらっと忘れさせる書き方
・演出は連続法で盛り上がる
〈代筆屋エピソード4〉15歳の少女を救う魔法の文章
■第5章 狙った相手を思い通りに動かす
・価格を気にせず価値を気にするお客様を集めよう
・キャッチコピーは、人の心をキャッチする旬で粋なコピー
・メールを開いてもらう技術
・営業マンは今すぐ営業をやめて手紙を書け
・チラシやメールをごみ箱に捨てさせないためのコツ
・ホームページから逃がさない言葉
・売れるストーリーの書き方は「納得」と「共感」にある
〈代筆屋エピソード5〉母を失った花嫁から父への手紙
■第6章 称賛・感謝・謝罪文が書ければ一流
・ほめられて嬉しくない人はいない
・感謝すれば感謝されて、また感謝したくなる
・相手を怒らす「ありがとうメール」送っていませんか?
・1分1秒でも早く、謝罪はスピードが命です
・「ごめんなさい」の謝罪は一流の技術です
・本物の「ごめんなさい」は人生を変える
・一流の文章には魂が込められている
〈代筆屋エピソード6〉天国へ行った先生から生徒への手紙
■第7章 伝わる文章を書くためのエクササイズ
第1課題 あなたの性格を60文字以内で書き出す
第2課題 あなたの1日を録音して文章に起こす
第3課題 あなたからあなたへのインタビュー記事を書く
第4課題 60字以内日記を書く
第5課題 6字以内日記を1週間ごとに400字以内でまとめる
第6課題 400字以内週記を1カ月の終わりに1000字以内でまとめる
第7課題 伝えたいあの人へ感謝の手紙を書いてみる
第8課題 謝りたいあの人へ謝罪の手紙を書いてみる
第9課題 未来へ手紙を書いてみる
〈代筆屋エピソード7〉代筆屋の手紙に救われた代筆屋
■おわりに