内容
ブルースらしい演奏を「手癖」にしてしまえる本
本書をオススメしたいのは、こんな人!
「ブルースを少しだけでもよいので弾けるようになりたい」
「基本的なブルースのコード進行が知りたい」
「ブルースの基本以外のコード進行も知りたい」
「どのコードで、どの音を弾けばよいのかイマイチわからない」
「ブルースのセッションに参加できるようになりたい」
「アドリブでいつも同じフレーズを弾いてしまう」
本書は初心者から中級者までを対象にしたブルース・ギターの入門書です。内容には、こんな特徴があります。
●ブルースの基本となるシャッフルのリズムを丁寧に音源付きで解説しています。
●ブルースの基本的なコード進行を、Aキーで徹底的に体になじませていきます。
●練習用の譜例には、重要なポジションを示すダイアグラムも併せて掲載されているので、どこを押さえればよいのかが、とてもわかりやすくなっています。
●音源には模範演奏とカラオケが収録されています。慣れてきたら、カラオケ部分で自由に演奏してみるのも楽しいでしょう。
●本書の基本的な使い方は「ポジションを確認しながら譜例を練習する」ですが、各章の最後に「まとめ」として、ほんの少しだけ理論的な解説も加えられています。体で覚えた後に、頭でも理解することで応用力が身に付きます。
●Aキー以外の、ブルースでよく使われる代表的なキーのコード進行も学べます。
●バッキングとリードを交互に練習していくので、飽きずに学べます。
●譜例には、チョーキングやハンマリング、プリング、スライドなど、ブルースの演奏に不可欠なテクニックもふんだんに盛り込まれています。
つまり、「重要なポジション」を体に覚え込ませて、「ブルースらしい演奏」すなわち「ブルース・フィーリング」を「手癖」にしてしまうことが本書の目的です!
■Introduction 本書を読み進めるにあたって
本書の意図
本書の目標とスタンス
ブルースを習得するヒント
ダイアグラムと重要ポジションについて
本書の活用法
BOXをイメージすると弾きやすい
譜面のリピート・マークとテンポ表記
音源の活用法
ブルースで多用されるセブンス・コード
■第1章 コード移動の基本 <Aキー>
ブルースのリズム・アプローチ
基本的なコード進行を確認
動きのあるバッキング その1
動きのあるバッキング その2
3連符を入れてみる
フォームのバリエーションを増やそう
5フレット付近のコード・フォーム
ここまでのまとめ
■第2章 リード・ギターの入り口 <Aキー>
コードが変わっても同じフレーズが使える
フレーズに変化を出す
別のポジションを試す
オクターブ違いを試す
覚えたポジションを使って
明るいブルース・フレーズ
ここまでのまとめ
■第3章 コード・フォームはたくさんある <Aキー>
ブルースのリズム・アプローチ
C7フォームをズラして使う
少しジャズっぽい「9(ナインス)」コードで
A7の時にDへ散歩する
ハイ・コードと開放弦の合体
3~1弦でコード表現
低音中心のアプローチ
ここまでのまとめ
■第4章 リード・プレイを広げていこう! <Aキー>
経過音を使う
クォーター・チョーキングと相性の良いフレットを確認!
コードのセーハ・ポジションをもとにリードを展開する
3&1弦だけを使った展開
4&3弦だけを使う簡単アプローチ
F#m7っぽい明るいフレーズを練習しよう
土くさいと明るいをゴチャ混ぜで弾いてみよう
ここまでのまとめ
■第5章 バリエーションに慣れておこう! <Aキー>
ブルースのリズム・アプローチ
速いテンポで連打
3連符に6連符を交ぜる
ゆっくりテンポで間を作る
ベース・フレーズを真似る
ベース・フレーズを別ポジションで
マイナー・ブルースを弾いてみよう
■第6章 他のキーに慣れていこう!
Eブルースを弾こう その1
Eブルースを弾こう その2
Fブルースを弾こう
■第7章 アコースティック・ギターに挑戦!
ジャグ・バンド風のコード進行
アコースティックならではのコード進行
ハーフ・シャッフル・ブルースを弾こう
■第8章 他のブルース進行に挑戦!
Gブルースを弾こう
スライド・ギターを弾こう
6拍子ブルースを弾こう
すべてのまとめ
■コラム
ブルース・セッションとは? その1
ブルース・セッションとは? その2
ブルース・セッションとは? その3
付録ダウンロード
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