内容
貴重なインタヴュー、写真で振り返る〈ドゥミ×ルグラン〉の世界
映画『ラ・ラ・ランド』に多大な影響を与え、再評価が高まる『シェルブールの雨傘』と『ロシュフォールの恋人たち』。この2作は、映画監督ジャック・ドゥミと作曲家のミシェル・ルグランのコンビだからこそ、生み出すことができた奇跡の作品と言えるでしょう。本書では、その魅力を映画評論家の山田宏一とアンソロジストの濱田髙志が掘り下げ、豊富なヴィジュアルとともに紹介していきます。生前のドゥミと親交があり、『ロシュフォールの恋人たち』の撮影現場にも立ち会った山田宏一。そして、ルグランから全幅の信頼を得ている濱田髙志。この2名だからこそ知り得た〈ドゥミ×ルグラン〉コンビの横顔、そして貴重な写真と資料の数々を大公開します。
【CONTENTS】
シャンテ、アンシャンテ──想い出のジャック・ドゥミ(山田宏一)
『ロシュフォールの恋人たち』撮影ルポ(山田宏一)
ミシェル・ルグランが語った『ロシュフォールの恋人たち』創作秘話(濱田髙志)
ドゥミ+ルグラン・アートギャラリー(濱田髙志)