内容
コードをキレイに鳴らすための「なるほど」満載！
ギターを弾く人の悩みで多いのが、「コードが押さえられない! 」「音がきちんと鳴ってくれない! 」。
ちゃんとコードを押さえてキレイな音を鳴らしたい......そんな願いを可能にするいろいろなコツを、コードの押さえ方ごとにまとめました。
"キレイに鳴る押さえ方"ができるだけ細部まで伝わるよう、数多くの教本では「こんな感じかな」程度に軽く流されることが多い部分である《指の角度》《力の入れ具合》《手首の位置》などなど、押さえるコツの習得に重要な情報の密度をかなり濃くするよう努めました。
付属のDVD映像にも、コードを押さえる秘訣が満載。より多角的に、正しい押さえ方がわかるようになっています。本書を読めば、きっと「あの曲」が弾けるようになります! 演奏がもっと楽しくなりますよ!
▲DVDでコードの押さえ方を180度の視点から確認できる
【CONTENTS】
●コード別 キレイに鳴らすコツ
◎1章 マイナー・コード/メジャー・コード
Am
C
Em
Dm
G(タイプ1)
G(タイプ2)
E
A
D
◎2章 マイナー・セブンス・コード/セブンス・コード
Am7
E7
Dm7
C7
D7
A7
G7
B7
◎3章 メジャー・セブンス・コード
DM7
CM7
GM7
AM7
EM7
◎4章 バレー・コード/セーハ・コード
Gm
Gm7
F
Fm
FM7
F7
Cm
B
Bm7
BM7
●その他
コードを弾く前の準備体操
ギターを弾く時の姿勢
バレー・コードを押さえるコツ
パワー・コードについて
Q&Aギター・コードあるある ※よくあるコードの悩み相談
本書に出てこないコード、押さえ方に遭遇したらどうする?
【付録DVDの内容】
コードを押さえる前の準備体操
ギターを弾く時の姿勢
押さえる指の基本
ネックを握る際のポイント
指に力を入れる方向
音が鳴りにくいポイント
押さえる指の位置
どうしても押さえられない場合のアイディア
180度の視点からフォームが確認できる「頻出コードの押さえ方例」
編集担当より一言
知人が、本書のタイトルを見てひと言。「こことここの弦を押さえる。以上！で終わりじゃん（笑）」。……いえいえ、違いますよ。私もギターを弾くので人に教えることがありますが、「この弦を押さえる。以上！」で終了なんて、まずありません。押さえることができない人、押さえられたのに鳴らない人が大半、サラッと押さえられて音がキレイに鳴るなんて人は稀です。
本書の著者の野村大輔さんはプロのギター講師。そういった「コードの壁」に悩む生徒さんを何人も救ってきました。そんな豊富な講師経験を基に書かれた本書の内容は「指が弦を押さえる時に触れる位置」「コードによって異なるフレットとフレットの間の押さえる位置」など、実に多彩かつ的確。押さえるための基礎知識を説明している付属DVDには、コード・フォームが180度の視点からぐるっと確認できる動画も収録されていたり、従来の教本にはない視点の「なるほど！」満載なギター・コード本です。あなたのギター・コードがキレイに鳴りますように。（出版部／杉坂）