内容
有名洋楽曲を歌詞の方面から読み解く『意味も知らずに〜』シリーズの第4弾は、プログレッシブ・ロックがテーマ。
ブルース編は男の悲哀(酒・女・人生)を歌ったものが中心で、ロックンロール編は少年少女にテーマを当てた青春もの(学校・夢・車)が多かった。ヘヴィメタル編は、悪魔やエロや馬鹿とざっくばらんな内容だったが、往年のプログレでは、一体どんなことが歌われてきたのか?
キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエスの3大プログレ・バンド、ジェネシスやEL&Pといった有名どころの楽曲を取り上げるが、内容はこれまでのシリーズとは一線を画す哲学的なものが多い。例えば、ピンク・フロイドの「Arnold Layne」は異性装者をめぐる話だったり、「Another Brick In The Wall Part II」は教育批判がテーマだったり、キング・クリムゾンの「Elephant Talk」は、ただABC順に単語を並べていく言葉遊びで構成されていたり......。意味も知ってからプログレを聴けば、よりその難解な音楽を楽しめる、かも。
収録予定曲(全24曲)
◎ピンク・フロイド
「Arnold Layne」
「Eclipse」
「Wish You Were Here」
「Another Brick In The Wall Part II)」
◎キング・クリムゾン
「21st Century Schizoid Man」
「Epitaph」
「The Letters」
「Starless」
「Elephant Talk」
◎イエス
「Roundabout」
「Close To The Edge」
「Soon (from "The Gates of Delirium")」
◎ジェネシス
「The Musical Box」
「Watchers Of The Skies」
「Cuckoo Cocoon」
「Land Of Confusion」
◎エマーソン、レイク&パーマー
「Promenade 2」
「Battlefield」
「Karn Evil 9-First Impression Part 2」
◎U.K.
「In The Dead Of Night」
◎エイジア
「Heat Of The Moment」
◎ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター
「Killer」
◎ジェスロ・タル
「Thick As A Brick」
◎ザ・ムーディー・ブルース
「The Night-Nights In White Satin」