ヴォイストレーニング大全

「声」を仕事にする人のための実践と知識の本

定価:本体2,700円+税

品種書籍
著者福島 英(著)
仕様B5変形判 / 280ページ / CD2枚
発売日2019.12.12
ISBN9784845634378

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内容

「話す」から「歌う」までを網羅した声の教科書

ヴォイストレーニング教本の決定版です。
「話す」ことから「歌う」ことまでを網羅し、ヴォーカリスト、声優、俳優、アナウンサー、ナレーター、芸人、講師など、「声」を操るすべての人にとってお役に立てることをコンセプトにしました。
本書の前半「ことば編」では母音/子音の正しい発声から、アクセントやプロミネンスなどの基礎技術、せりふ/ナレーション/朗読などのさまざまな表現に関するトレーニングを紹介。
後半の「歌唱編」では声量、声域、音程、リズムなどヴォーカリストに向けたトレーニングを解説しています。
普遍的なトピックを厳選し、「基礎の徹底」に重きをおくことにこだわった解説となっているため、初心者のみならず、一生にわたって活用できる1冊です。

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【CONTENTS】
PART I 準備編

CHAPTER 1 呼吸・発声
§ 1 ウォーミングアップと柔軟体操
§ 2 ストレッチと筋肉強化
§ 3 姿勢
§ 4 呼吸
§ 5 発声
§ 6 共鳴とフェイストレーニング

PART II ことば編

CHAPTER 2 発音
§ 1 日本語の発音
§ 2 母音の発音
§ 3 子音の発音
§ 4 子音のトレーニング① カ行・ガ行
§ 5 子音のトレーニング② サ行・ザ行
§ 6 子音のトレーニング③ タ行・ダ行
§ 7 子音のトレーニング④ ナ行・マ行
§ 8 子音のトレーニング⑤ ハ行・バ行・パ行
§ 9 子音のトレーニング⑥ ヤ行・ラ行・ワ行
§ 10 拗音・撥音・促音などの発音トレーニング

CHAPTER 3 ことば
§ 1 アクセント ~日本語は高低アクセント
§ 2 イントネーション ~ことばの調子、抑揚
§ 3 プロミネンス ~強調
§ 4 滑舌 ~早口ことば
§ 5 間とリズム ~ポーズを最大に活かそう
§ 6 緩急とメリハリ ~フレージングとチェンジオブペース
§ 7 さまざまなことばのトレーニング 
§ 8 会話 ~日常コミュニケーションと聞くこと
§ 9 ビジネス ~仕事に対応する声とコミュニケーション

CHAPTER 4 せりふを読む
§ 1 ナレーション
§ 2 ラジオパーソナリティ
§ 3 司会者/アナウンサー/インタビュアー/レポーター
§ 4 演劇/ドラマ/アニメ
§ 5 吹き替え 
§ 6 朗読/語りもの/落語

COLUMN
「ことば」から「歌唱」へつなぐトレーニング①

PART III 歌唱編

CHAPTER 5 声量
§ 1 ハミングとリップロール
§ 2 ロングトーン
§ 3 クレッシェンドとデクレッシェンド
§ 4 フレーズキーピング(声の保持)
§ 5 ヴォカリーズ
§ 6 レガートとスタッカート
§ 7 低中音を強くする

CHAPTER 6 声域
§ 1 声域をチェックする
§ 2 低音域
§ 3 中音域
§ 4 高音域/ハイトーン
§ 5 裏声とファルセット
§ 6 声域内の声の統一 

COLUMN 
「ことば」から「歌唱」へつなぐトレーニング②

CHAPTER 7 音程/音感
§ 1 音階
§ 2 全音と半音
§ 3 メジャースケールとマイナースケール
§ 4 1度と8度の音程
§ 5 2度/3度/4度の音程
§ 6 5度/6度/7度の音程
§ 7 音感を鋭くする

CHAPTER 8 リズム
§ 1 リズムに慣れる
§ 2 テンポとタイム感
§ 3 拍子
§ 4 強拍と弱拍/表拍と裏拍/強起と弱起
§ 5 ビートとグルーヴ
§ 6 シンコペーション

CHAPTER 9 歌唱技術
§ 1 音の感覚を磨く
§ 2 声に気持ちを込める
§ 3 フレーズ
§ 4 アーティキュレーションとダイナミクス
§ 5 ヴィブラート/パッセージ
§ 6 スキャット/フェイク/アドリブ
§ 7 コーラス/デュエット
§ 8 オリジナルフレーズを作る
§ 9 コンコーネ50番 Op.1を使った練習

PART IV 知識編

CHAPTER 10 声と体
§ 1 のどと声帯
§ 2 呼吸器官
§ 3 声区
§ 4 音痴/年齢による変化/性差
§ 5 声の管理と注意

付録ダウンロード

本書に対応した音源データはこちらからダウンロードできます。

著者プロフィール

編集担当より一言

本書をお読みいただくと、「声を出すということは、呼吸をコントロールすることである」ということがよくわかると思います。
「呼吸のコントロール」は、「体のコントロール」と言い換えてもよいかもしれません。
「歌は体が楽器」とはよく言われることですが、ギタリストがギターやアンプの知識を持っていなければ音作りは難しいように、声を使う人は自分の体を理解していなければ、自分らしい声を作るのは困難なのです。
しかも、声優にしろ、ヴォーカリストにしろ、単に良い声を作るのが目的ではなく、その声を使って脚本や楽曲の中で「表現」できなければいけません。それは意識せずとも、体をコントロールできるようになってこそ可能なことです。
そう考えると、ヴォイストレーニングはアスリートの基礎トレーニングに近いのかもしれません。
アスリートは競技のための体を作り、技を体得した後も、それらを最高の状態に保つための努力を欠かしません。声もまた同じです。一度トレーニングして良い結果が出たからといって、それで終わりではなく、ベストコンディションを維持するための効率的なトレーニングが必要です。本書はそのために制作されました。厳選されたトレーニングメニューの数々は、10年後も理想の声を出し続けるために、きっとお役に立てるはずです。
(第2メディア・コンテンツ事業部/永島 聡一郎)