内容
ストレイテナー、Nothing's Carved In Stone、FULLARMORなどで活躍し、今やベーシストとして多方面で魅力を放っている日向秀和。本書では表紙を飾った号を含め、ベース・マガジンが過去に行なったインタビューを再収録。また、新規ロング・インタビューからこれまでの歩みをひも解き、プレイヤーとしての足跡を、自らの言葉で今あえて振り返る。さらに全ベース・コレクション、参加作品のガイドや、本人が参加した楽曲から厳選したベース・スコアを掲載。この本だけの特別記事が詰まった内容となる。
【CONTENTS】
■SPECIAL INTERVIEW~日向秀和という生き方~
■Hinatch in America ひなっちアメリカ探訪の記録
■BASS GUITARS & EQUIPMENTS Hinatch's AXES 日向秀和の愛用機材たち
■ESP開発者インタビュー
■Hinatch Loves...~日向秀和が愛するもの~
■BASS MAGAZINE SELECTED INTERVIEWS 2004~2016
2004年2月号 ZAZEN BOYS『ZAZEN BOYS』リリース時
2006年1月号 河辺真×日向秀和対談
2007年4月号 ストレイテナー『LINEAR』リリース時
2009年3月号 ストレイテナー『Nexus』リリース時
2009年3月号 ホリエアツシ×日向秀和対談
2009年7月号 生形真一×日向秀和対談
2011年8月号 Nothing's Carved In Stone『echo』リリース時
2012年9月号 中尾憲太郎×日向秀和対談
2013年7月号 Nothing's Carved In Stone『REVOLT』リリース時
2014年11月号 Nothing's Carved In Stone『Strangers In Heaven』/ストレイテナー『Behind The Scene』リリース時
2016年7月号 ストレイテナー『COLD DISC』リリース時
■TALKIN' ABOUT Hinatch 盟友たちが語る日向秀和の魅力
木下理樹 ART-SCHOOL/killing Boy
ホリエアツシ ストレイテナー
生形真一 Nothing's Carved In Stone/ELLEGARDEN
中村達也 LOSALIOS、フリクション、MANNISH BOYS、THE GOLDEN WET FINGERS and more...
タブゾンビ SOIL&"PIMP" SESSIONS
松下マサナオ Yasei Collective、Gentle Forest Jazz Band、ZA FEEDO
冨田敦 ベース・テック
■Hinatch's WORKS 参加作品紹介/データ集
■BASS SELECTED SCORES
「シンデレラソング」ストレイテナー
「Beginning」Nothing's Carved In Stone
「flower」TK from 凛として時雨
編集担当より一言
ストレイテナーやNothing's Carved In Stoneとしてだけでなく、数々のセッションやレコーディングに参加することで、ベーシストとしての新たなスタンスを提示する“ひなっち”こと日向秀和。本書では、ZAZEN BOYSに在籍していた頃に行なった記事をはじめ、ベース・マガジン本誌のインタビューを再収録しています。
ところで、ひなっちが残した言葉をこの機会に改めて読んでみると、彼がどのような考えをもって今のスタンスを手に入れたか、彼の哲学や成功の秘訣が隠されていることがわかります。しかも、その考えはデビュー後より一貫しています。というわけで、もはや本書は“バンドマン版ビジネス書”だと言えるのでは?
また、機材紹介のページでは、ひなっちの全機材を撮影しましたが、その物量は機材車3台分! さらに、これまでに参加した作品もまとめましたが、参加作は膨大な数となっており、音楽シーンにおける彼の功績を一挙に感じることができるはずです。
(ベース・マガジン編集部/近藤隆久)