▼関連動画
◎最終課題曲「Life」
◎最終課題曲「Crying」
内容
SNSで注目を集める“ネオ・ソウル”を全方位から習得!
古き良きソウル・ミュージックを源流に持ちつつ、現代的なテクニックとセンスを駆使した最新ジャンルがネオ・ソウル。InstagramやYouTubeなどのSNSを中心に盛り上がりを見せ、マテウス・アサトやトム・ミッシュといったスター・プレイヤーが生まれています。
本書では、ネオ・ソウル・ギター講師としてYouTubeで支持を集めているソエジマトシキが、その演奏法を徹底的に伝授します。洒落たコード・ワーク、歌を盛り上げるオブリガート、ジャジィな雰囲気を持ったアドリブなど、多方面からネオ・ソウルを習得していくことができます。
ネオ・ソウルはまだまだ開拓中のジャンルです。本書とともにオリジナルなネオ・ソウルを制作して、世界中に向けて発信していきましょう!
Chapter 1 ネオ・ソウル・ギターといえばコレ! ダブル・ストップを覚えよう
1.「ネオ・ソウル・ギター入門」4度のダブル・ストップを覚えよう!
2.「ネオ・ソウル・ギター入門」4度のダブル・ストップ活用術
3.「ここで差が付く!」3度のダブル・ストップを覚えよう!
4.「ここで差が付く!」3度のダブル・ストップ活用術
5.「ネオ・ソウルの必殺技」6度のダブル・ストップを覚えよう!
6.「ネオ・ソウルの超必須スケール」ナチュラル・マイナー・スケールを覚えよう!
7.「ネオ・ソウルの超必須スケール」ナチュラル・マイナー・スケール活用術
8.ダブル・ストップを自在に操る超実践的フレーズ集
9.「今さら聞けない」ダブル・ストップを弾く上での基礎テクニック
Chapter 2 自由自在なコード・ヴォイシングを身に付けよう
1.「ネオ・ソウル・ギターの秘密」どうやって指板全体を使って弾いてるの?
2.「これだけは覚えたい!」ネオ・ソウルの代表的な転回形を2つ紹介
3.「プロはみんなやってる」転回形を活用したバッキング術!
4.「今度こそ覚えたい」テンション・コード入門
5.「超実践的テンション活用術」なんでも9thを入れてみる!
6.「自由自在のコード・ヴォイシング」転回形とテンションを駆使したフレーズ集
7.「縦横無尽のコード・ヴォイシング」転回形×テンション×ダブル・ストップで魅せるプレイ
8.「ネオ・ソウルの必須テク」指弾きバッキングを学ぶ
9.「超実践的バッキング術」ネオ・ソウルにおけるギターの役割
Chapter 3 ジャズの要素を少しだけ取り入れよう
1.「ジャズがあってのネオ・ソウル」ソウルとジャズの奇跡の出会い
2.「ジャズはここから!」オルタード・テンション入門
3.知らないと恥ずかしい!「Ⅴ─Ⅰ(ファイヴ・ワン)」とは?
4.「もう挫折しない」フレーズで覚える入門オルタード・スケール①
5.「かつて挫折した人に捧げる」フレーズで覚える入門オルタード・スケール②
6.「ジャズの救世主」フレーズで覚える入門オルタード・スケール③
7.「これぞネオ・ソウル!」ペンタの歌心×オルタードのジャズ要素①
8.「ジャズ要素を自在に操る」ペンタの歌心×オルタードのジャズ要素②
9.「超かっこいい」ダブル・ストップ×ジャズ要素で変幻自在のアプローチ
Chapter 4 ネオ・ソウルの演奏ニュアンスを身に付けよう
1.「なぜ本だけ読んでも上手くならないのか?」ニュアンスがすべてを決める
2.「ハンマリングの底力」ネオ・ソウル・ギター3大ニュアンス①
3.「ワンランク上のスライド」ネオ・ソウル・ギター3大ニュアンス②
4.「ブリッジ・ミュートを再評価」ネオ・ソウル・ギター3大ニュアンス③
5.「あなたは大丈夫?」ネオ・ソウル・ギターNGニュアンス3選
6.「フレーズに命を吹き込む」ニュアンスたっぷりのプレイ!
7.「免許皆伝」超本格ネオ・ソウル・フレーズ①
8.「免許皆伝」超本格ネオ・ソウル・フレーズ②
9.「免許皆伝」超本格ネオ・ソウル・フレーズ③
Chapter 5 最終課題曲でネオ・ソウル・ギタリストになろう!
1.「Life」ネオ・ソウルとはジャンルではなくライフ・スタイル
2.「Crying」デモ以上、歌謡曲未満。それがネオ・ソウル。
Column
◎「要注意」ダブル・ストップはあくまでペンタの"装飾"です。
◎「衝撃の事実」ギターは9割がバッキング。
◎「急がば回れ」オルタードの習得は2年計画。
◎「必見」フレーズや理論を知るのは簡単、でも使いこなすのが難しい。
◎「誰も教えてくれない」ギタリストの本当の役割とは。
◎「今さら聞けない」そもそもネオ・ソウルってどんな音楽?
◎「これさえ聴けば大丈夫」絶対に聴いてほしいネオ・ソウル3大ギタリスト。
付録ダウンロード
本書に対応したデータはこちらからダウンロードできます。
編集担当より一言
ジャンルとしてのいわゆるネオ・ソウル(エリカ・バドゥや初期ディアンジェロなど)はコーラス、ドラム・ループ、ベース・ラインがトラックの主役で、ギターが入った曲はあまり多くありません(入っていても“ネオ・ソウル・ギター”的ではありません)。そういったジャンルの空気感にソウル・ミュージック的なギターを乗せて生まれたのが、ネオ・ソウル・ギターというわけです。「ネオ・ソウル」のギターというよりは、ネオな「ソウル・ギター」ということなのかもしれませんね。ギター1本でもカッコ良くキマるのでSNS映えするし、しかもバンドでも重宝されるという、ギタリストにとっては夢のようなスタイルです!
自分には難しいかも?と思う方もいるかもしれませんが、本書は、マイナー・ペンタでのアドリブはなんとなく取れる(気がする)、おしゃれなテンション・コードどころかメジャー・セブンスの押さえ方もちょっと怪しい……というレベルの方が無理なく習得できるように作られていますので、ご安心ください。理論的な知識よりも、ネオ・ソウルのニュアンスを身につけることが最重要ポイントなのです。
そして、SNSに投稿して仲間を作れば練習もはかどります。本書のバックトラックはSNSに自由に投稿してOKなので、インスタグラムなどに「#Neo-Soul」を付けて投稿してみてください!
(編集担当 /橋本修一)