内容
理論も習得! 6弦&5弦ルートの基本フォームを変形させるだけで、ジャズ・コードが身につく!
難解なジャズ・コードを世界一わかりやすく解説したのが本書です。本書は、初心者が最初に覚えるような6弦&5弦ルートのコード・フォームをもとに、それらに音を加えたり、変形させて行くというユニークな方式となっています。これにより、メジャーとマイナーの違い、7thとは何か?、どこの音がテンションか?......などの理論も自然と身につきます。もちろん、ジャズっぽく聴かせる演奏ポイントも解説。ジャズ・ギターの入門書としての側面もある本書をぜひご覧ください! 1週間後に人生が変わります!!
【CONTENTS】
●コードの基礎知識
その1 ルートって何?
その2 音名の呼び方
その3 コード構成音は数字で覚える
その4 コード・ネームの仕組み
その5 ジャズではコード構成音を省略する!
その6 ジャズの基本はハネたリズム
●1日目 6弦ルートのパワー・コードに1音加える
1-1 3本弦パワー・コードの確認
1-2 6弦ルートのメジャー・フォーム
1-3 6弦ルートのマイナー・フォーム
EX-1 コードGのメジャー・フォーム
EX-2 コードAのマイナー・フォーム
EX-3 メジャー・フォームの横移動
EX-4 マイナー・フォームの横移動
EX-5 メジャー/マイナーの横移動
EX-6 音を短く切る!
●2日目 5弦ルートのメジャー/マイナー・コード
2-1 5弦ルートのコードCのフォーム確認
2-2 5弦ルートCmのフォームを確認
2-3 指でピッキング
EX-1 2種類の指弾きにチャレンジ!
EX-2 マイナー・コードを指弾き!
EX-3 メジャー・コードの横移動
EX-4 マイナー・コードの横移動
EX-5 メジャーとマイナーの横移動
EX-6 3つのコードの横移動
●3日目 7thコードを覚える
3-1 6弦ルートの7thコード・フォーム
3-2 5弦ルートの7thコード・フォーム
3-3 5thを半音下げた♭5コード
EX-1 5弦ルートの7thコードを弾く
EX-2 6弦ルートの横移動
EX-3 5弦と6弦の移動
EX-4 6-5弦5フレット・ルートの7thコード
EX-5 2つのフォームの押さえ分け
EX-6 ♭5コードの活用
●4日目 △7thコードを覚える
4-1 6弦ルートの△7thコード・フォーム
4-2 5弦ルートの△7thコード・フォーム
4-3 △7thコードを省略形で押さえる!
EX-1 6弦ルートの△7thを横移動
EX-2 5弦ルートの△7thを横移動
EX-3 6-5弦5フレット・ルートでの押さえ分け
EX-4 5弦から6弦への移動
EX-5 同一ルートのメジャー/マイナー
EX-6 6弦同一ルートの押さえ分け
●5日目 ここまでの復習&発展
5-1 dim(ディミニッシュ)を覚えよう!
5-2 ジャズ頻出コード進行
5-3 ジャズ頻出コード進行その2
5-4 ジャズ定番リズム
5-5 ジャズ定番リズムその2
5-6 シンコペーションを使う
EX-1 ルートの半音上行
EX-2 5弦→6弦の同フレットのルートへの移動
EX-3 同ルートでの切ないコード進行
EX-4 F△7→E7のルートの半音下行がおしゃれ!
EX-5 シンコペーションでコード変化
EX-6 7thコードのみの4度進行
●6日目 6弦ルートの必須テンション・コード
6-1 明るい響きの13th
6-2 浮遊感のある♭13th
6-3 華麗な響きの11th
6-4 陰りも備えた響きの♯11th
EX-1 6弦ルートの13thコード
EX-2 13th→♭13thの変化
EX-3 6弦ルートの11thコード
EX-4 薬指のキープが運指の鍵
EX-5 テンション・ノートで流れを作る
EX-6 ルートの動きをテンションが補足
●7日目 5弦ルートの必須テンション・コード
7-1 基本となる9th
7-2 緊張感を盛り上げる♯9th
7-3 不穏な響きの♭9th
EX-1 9thコードの横移動
EX-2 ♯9thコードの横移動
EX-3 9th→♭9thの定番進行
EX-4 ♯9thから♭9thへの移動
●ちょっと実践!
3コード・ジャズ・ブルース
おしゃれジャズ・ブルース
●スタンダード曲で総まとめ!
「聖者の行進」
「朝日のようにさわやかに」
●知っ得コラム
ディグリーとは?
ディグリー・ネームの便利な点は?
その他のコード
著者オススメのジャズ・ギター・アルバム
付録ダウンロード
電子版用の音声データはこちらからダウンロードできます。
編集担当より一言
本書の到達ポイントを要約すると、
・テンションは、9系、11系、13系の3種類
・6弦、5弦ルートのフォームの場合、テンション音はすべて2弦に並んでいる
となります。たったこれだけです!
もう少し詳しく言うと、
・6弦ルートのテンション・フォームは、11系と13系の2種類
・5弦ルートのテンション・フォームは9系のみ
となります。
これを1週間かけて学びましょうという企画です。人によっては、本書の6~7日目を読むだけでOK。立ち読みで理解できる人もいるでしょう。興味のある人は、書店・楽器店でチェックしてみてくださいね。