内容
タッカンと樋⼝さん――
2⼈が当時の俺にとって、最⼤の⽬標だった。
日本を代表するHR/HMバンド、LOUDNESS。このバンドのオリジナル・メンバーとして活躍を続ける、ベーシスト・山下昌良の自伝が満を持して登場しました。
本書は、自身の幼少期から歩んできた音楽人生を紐解いていきます。そこには音楽への目覚めからLOUDNESSの加入から脱退の経緯、新たなバンドでの挑戦、そしてLOUDNESSへの電撃復帰など、自身のそのときの想いとともに、詳細な経緯が語られています。
また、ミュージシャン/ベーシストとしての一面のほかに、玄人はだしの腕前を持つ釣りや、愛する家族の話など、パーソナルな面もふんだんに語られ、彼の人間としての魅力も存分に感じられるはずです。
山下昌良というベーシストの視点から語られるLOUDNESSの歴史も、ファンにはとても興味深いに違いないでしょう。
【CONTENTS】
●第一章 誕生前夜――ベーシスト山下昌良が形作られるまで
●第二章 LOUDNESSのメンバーに。海を越えた世界への挑戦
●第三章 新たな道への契機となったLOUDNESS脱退。
●第四章 俺が愛する家族たち
●第五章 LOUDNESSへの電撃復帰。そして今想うこと――
●使用ベース・コレクション、ほか
▲撮り下ろしによるグラフページ
▲80年代のライブ・カットも多数収録
▲写真とともに語られるエピソードの数々はファンならずとも必見!
▲自身のライブ機材も細かく紹介
▲自身の所有楽器をすべて収録
編集担当より一言
高崎晃、二井原実に続く、LOUDNESSのベーシスト、山下昌良の自伝本。自身の幼少期から現在まで、彼が歩んできた音楽人生が細かく綴られています。LOUDNESS加入への経緯や、80年代半ばのアメリカでの話、そしてLOUDNESSからの脱退/復帰など、本人の口から語られるエピソードはかなり興味深く、ファンでも初めて知るような事柄も多いはずです。また、自身が長年の趣味としている釣りや、最近ハマっている筋トレの話など、音楽以外の話も満載。巻末には自身が所有する楽器の写真も撮り下ろしており、それらについても解説してくれているので、ベーシストならば絶対に気になるでしょう。初期のトレードマークであったESPのPPJのほか、現在のメインであるヴィジェ、一時期愛用していたG&Lなど多数のベースを紹介しているので、それを見るだけでも、彼の楽器の使用変遷がわかるはずです。また、「こんな楽器を持ってたのか!」という初公開の一本もありますよ。(編集担当)