内容
ギターが「下手」な人=リズムが悪い人…リズム感向上に効果ありの名著が大きな新装版で登場!
リズム感。楽器を弾く上でとても重要な要素です。そして実は多いのが「リズム感がイマイチなことに気づいていない人」。運指やピッキング練習もこなして自分ではそこそこ弾けてるつもり...だけど聴いてくれる人や共演者から"上手いね?"と言われた記憶があまりない......その原因は、あなたの"リズム感"にある可能性大です! 本書を読めば、あなたのリズム感の弱点や改善方法が見つかるでしょう。「リズム感が悪い」と悩む人はもちろん、自覚していない人にも効果アリ! ぜひ一度読んでみてください。あなたのギター演奏がグンと上達するリズム感のレベル・アップ、始めませんか? 今回の【新装版】は2014年に発売された同書の判型をより譜面や文字が見やすいB5変形からA4変形に拡大、動画連動要素も追加したものです。
<コンテンツ>
楽器を使わずできる【リズム感チェック!】
リズム感はアドリブ演奏にも多大な影響を与える
リズム次第で演奏の印象は決定的に変わる
休符も制覇!楽譜の読み方の基本をマスターしよう!
■ポイント別で弱点を消していく2〜4小節のトレーニング集
◎第1章ギターを持ってベーシック練習
【メカニカル篇】
・基本的な音符弾き分けトレーニング
・リズムとフレーズの分離チェック・フレーズ
・6弦7〜10fを3連符で弾くための養成フレーズ
・その他のフレーズとリズム不一致フレーズ
【メカニカル・ハイスペック篇】
・クロマチック・フレーズによるリズム・トレーニング
・弦跳びを交えたメカニカルなフレーズ
【メカニカル・シンコペーション篇】
◎第2章 スケール別でリズム・トレーニング
・クロマチック・フレーズによるリズム・トレーニング
・ペンタトニック・スケールによるリズム・トレーニング
・いろいろなスケールによるリズム・トレーニング
◎第3章 バッキング演奏でリズムの鍛錬
【16分音符のカッティング】
【3連符のカッティング】
【16分音符、3連符混合パターン】
【スキ間を空けたカッティング】
◎第4章 メトロノームでリズムの基礎を強化
・基礎強化メトロノーム練習14パターン
◎第5章 付録CDのスペシャル・メトロノームで特訓
・メトロノームを使った特別強化トレーニング
◎第6章 バッキングとは異なるリズムでギターを弾く
・16ビートのバッキングに乗せて3連符で弾く
・3連符のバッキングに乗せて16分音符中心に弾く
・8ビートのバッキングに乗せて6連符で弾く
・8ビートのバッキングに乗せて5連符で弾く
・さまざまなリズムで混合させて弾く
◎第7章 ポリリズムのパターンでトレーニング
・4/4拍子のバッキングで変拍子フレーズ
・変拍子のバッキングで4/4拍子フレーズ
・その他のいろいろなポリリズム・パターン
◎第8章 リズム・トレーニング実践フレーズ集
・ラン奏法などのペンタ系実践フレーズ集 ① 4個単位を3連符
・ラン奏法などのペンタ系実践フレーズ集 ② 5個単位を16分音符
・ドリアン系の実践フレーズ集
・ミクソリディアン系実践フレーズ集
■"リズムを鍛える小曲"集
◎リズムを鍛える小曲1 リフ・プレイを攻略!
◎リズムを鍛える小曲2 カッティングを攻略!
◎リズムを鍛える小曲3 ソロ・プレイを攻略!
■コラム
8ビートの刻みと右手の振りの関係/演奏のタイミングと聴感上のピーク/ルースでカッコ良いバッキングについて/ハネたリズムの秘訣は自然体/モタリとタメの違い/ギター・ソロが単調な原因はリズムにあり?/ノリのあるグルーヴを生み出す強弱の演出/スウィング時におけるソロのハネ具合/コール&レスポンスを意識したリズムの強弱表現/グルーヴとは楕円軌道
■リズム感の向上に効果的なアルバム
■練習に役立つ!付録CD収録のスペシャル・メトロノーム。
付録ダウンロード
本書に対応したmp3音源(付録CDと同内容)はこちらからダウンロードできます
編集担当より一言
一時期電子版のみとなっていた本書ですが、再び紙の本も読めるようになりました。読者の方々から「ギター教本はやはり紙の本がやりやすい」という声も耳にします。この機会にぜひお読みいただければと思います。新たに判型も大きくなりましたので、譜面や文字の視認性の高さ、読みやすさも格別です。そして模範演奏も付録CDだけでなくHPからmp3をダウンロードして活用することが可能ですし、さらに今回は解説と連動する動画も紙面に掲載したアドレスorQRコードで見られるようになりました(22箇所)。手の動きなどがつくとよりわかりやすい箇所を中心に、著者の宮脇俊郎さん自らが補足的な解説をする動画です。紙面、音源、動画、すべてを活用しながら読み進めるのは、人気ギター講師としてスクールもやられている宮脇さんの授業を実際に受けているような感覚に近いかもしれません。本書で楽しくわかりやすくリズム感を向上させていけば、きっとこれまで以上に「ギターが上手」と言われるようになります!
(編集担当/杉坂功太)