内容
Logic Pro 10.8での音楽制作に欠かせない100以上の操作を 豊富な画面キャプチャーを利用して目的別に逐次解説
本書は、バージョンアップによってますます増強されたApple Logic Pro10.8が有する各種機能の操作手順を、実際の音楽制作時に必ず直面するケースごとにフルカラーで解説した徹底操作ガイドです。その内容は、類書の追随を許さない高密度。操作の目的からたどっていける便利で詳細な究極の逆引きマニュアルとして活用していただけます。本書でLogic Pro10.8のポテンシャルを120%引き出してください。
【CONTENTS】
PROJECT START
MIDI RECORDING
AUDIO RECORDING
COMMON EDITING
MIDI EDITING
AUDIO EDITING
ROUTING & MIXING
OTHER TECHNIQUES
BUNDLE PLUG INS
APPENDIX
PROJECT START
インストールやオーディオ/MIDIインターフェイスとの接続といったプロジェクトを立ち上げる前に必要となる作業から、作業環境のカスタマイズに必要な知識、実際のプロジェクト制作で必要となる各種トラックの作成方法やテンポ、メトロノーム設定などについてを解説。
MIDI RECORDING
各種エディタでのリアルタイムMIDI録音やステップ入力、リズムマシン感覚で入力できるStep Sequencer、簡単にリズムパートを構築できるDrummerを使った入力について、それぞれの作業に必要となる手順と、それを補助するために用意されているさまざまな機能を解説。
AUDIO RECORDING
楽器やボーカルによる演奏をマイクやラインからオーディオデータとして取り込み、録音するための操作手順と、それを補助するために用意されているさまざまな機能について解説。既存のオーディオファイルやApple Loopsをプロジェクトに読み込む手順についても紹介。
COMMON EDITING
リージョンやセルに対するコピー&ペースト、分割、結合や、プロジェクト内の目的の位置への移動、相互変換、代替トラック/代替バージョン、スマートテンポの活用といった、主にメインウインドウ上で行う、MIDI系とオーディオで共通するエディット操作について解説。
MIDI EDITING
Logic Proに用意されている各種の基本的なMIDIエディット機能をはじめ、ピアノロール、イベントリスト、スコアエディタでのエディット、コントローライベントの入力、特定のデータを抽出して任意の値に変更する方法、アーティキュレーションの入力操作について解説。
AUDIO EDITING
プロジェクト制作に欠かせない、複数テイクの中からベストな部分だけをつなぎ合わせるコンピングや、録音後のピッチやタイミングの修正、オーディオファイルやリージョンとプロジェクトのテンポを合わせるといった、オーディオならではのエディット操作について解説。
ROUTING & MIXING
プロジェクトの制作過程だけでなくミックスダウン作業にも不可欠な、各パートの音量や定位、エフェクトの設定、それらを自動的に変化させるオートメーションといったミキシング操作について解説。さらに、ステレオやサラウンドでの作品の書き出し手順についても紹介。
OTHER TECHNIQUES
操作の効率アップに欠かせないキーコマンドのカスタマイズやスクリーンセットの設定、Smart Controlの活用などをはじめ、他社製Audio Unitsプラグインのセッティング、フィジカルコントローラーとの接続などに加え、Logic Proならではの本格的な楽譜作成についても解説。
BUNDLE PLUG INS
Logic Proに付属するMIDIプラグインエフェクト、オーディオプラグインエフェクト、ソフトウェア音源の紹介、およびそれらに装備されている各パラメータの基本的な役割について解説。
APPENDIX
Logic Proの基本となる設定の各項目とプロジェクト設定の各項目についての役割解説ページと、本書内で紹介したHINT&TIPSのタイトル、How Toのタイトル、コマンド操作やウインドウ名ダイアログ名から、目的のページを検索できるインデックスで構成された巻末付録。