マーティ・フリードマン自叙伝 音旅のキセキ

日本で新たな人生を見つけた音楽家の、誰も知らなかった素顔

マーティ・フリードマン(著)

定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
発売日2024.03.19
品種書籍
仕様四六判 / 288ページ
ISBN9784845640140

内容

世界的ギタリストであるマーティ・フリードマンが
幼少期から現在、すべてを語る自叙伝!

カコフォニーやメガデスといった世界的メタル・バンドで活躍したのち、現在はその拠点を日本に移し、ソロ・ミュージシャンとしてさまざまな音楽を作り続けているマーティ・フリードマン。多くのJポップ・アーティストや演歌歌手との共演のほか、TVへの出演や文化活動で日米の架け橋になるなど、その活動は多岐にわたる。

そんなマーティが、幼少期からロックへの目覚め、メガデス加入〜脱退、そして日本とその音楽への想いをじっくりと語る。これまで公開されることのなかったストーリーは、ロック/メタル・ファン、ギター・ファン必見の内容だ!


【コンテンツ】
[TOUR-01]少年マーティの形成

僕はマーティ!/ドーナツ盤ガチャガチャで芽生えた音楽オタク気質/ドイツで体験した"音楽の魔法"/永遠のアイドル=キッスとの出会い/ついに始まったギター・ライフ!!/初ライヴで学んだこと


[TOUR-02]本格的バンド活動の始まり

ショウマンシップ――人前で演奏する意識と快感の芽生え/初の本格的レコーディングと謎のバンド脱退劇/新天地=ハワイへの引っ越し/ハワイでのバンド活動とシュラプネルとの出会い/日本の音楽を自らのギターに/予定外のサンフランシスコ移住/契約目前......本当の自分はどっち!?/キッス加入目前!?


[TOUR-03]ジェイソン・ベッカーとカコフォニーとソロ・アルバム

ジェイソンと会ってみたら? /世界一やさしくギターに熱いジェイソン/シュラプネルからアルバムをリリース/マーティ的日本式メロディの分析/盟友ジェイソン・ベッカーと初めての日本公演/日本語を話してみよう/カコフォニー解散とメガデスのオーディション


[TOUR-04]90年代とメガデス時代

メガデスの曲作りとは/ムステインのコンプレックス/メガデス加入で生活が激変/これがメジャーのレコーディング方法?/「トルネード・オブ・ソウルズ」での確信/メガデス特有のリズム・ギター/メガデスでの初ツアー/やっと"職業:ギタリスト"になれた


[TOUR-05]メガデスで感じた達成感......そして脱退

完璧主義者ぶりを発揮した『破滅へのカウントダウン』/メタリカの一番近いところにいるバンド/メガデスのヘヴィさって? /武道館公演がキャンセルになったあの頃、本当のバンドになった/ムステインを"ゆるせる"気持ちに/よりメインストリームのバンドになるために/『クリプティック・ライティングス』での達成感/『リスク』のなかにあったリスク/音楽業界のなかでのメガデス/僕がメガデスを辞めた理由


[TOUR-06]ソロ・アーティストとしてのアイデンティティ

喜多郎さんとの出会い/ニックのドラムがメガデスをメインストリームに押し上げた/当時の日本への解釈度合いは......? /ソロ活動の意味/僕がヴォーカルに求める魔法/日本語をマスターするために/美しい表現の道具、漢字/弁論大会でさらに日本語力アップ!/大好きな音楽に囲まれて暮らしたい/肩書きについて思うこと


[TOUR-07]TOKYO LIFE!

僕が日本に住む理由/音楽の趣味がピッタリの日本がヘンなの?/邦楽シーンで仕事をするために/日本での暮らしは刺激的!/日常生活も大変!/面倒なことでわかった"これが日本なんだ" /邦楽シーンへの第一歩、相川七瀬さんとの出会い/相川バンドのリハで受けた衝撃/そして、テレビの世界へ....../テレビの仕事で人間的にも深みが増した!/仕事はすべてつながっているんだよ


[TOUR-08]音楽がつないだ日本でのキセキ

念願のつんく♂さんと会う/目標だった『紅白歌合戦』への出演/映画ではキョンキョンやジーンとも共演/ジェイソン・ベッカーと震災に向けての演奏/どうして僕の意見を求めるの?/ギタリストの待遇って....../運命の出会い......!


[TOUR-09]ソロ・アルバムへの情熱――すべては音楽のために

"ちゃんとアルバムを作りあげる"プロセスとは?/仕事はつながっている/すべての仕事は"マーティの音楽"に通じている/ももクロからアレキシまで、たくさんの人たちとコラボ/セールス成功には運も大切


[TOUR-10]まだまだ音旅の途中

イタリアでのレコーディング/それでも日本に/八代亜紀さんとの思い出/僕は今でも14歳の頃とまったく同じ!/"音旅"はこれからも続いていく