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理論もコードもビートルズも! 楽器演奏がもっと楽しくなるKindle本の人気タイトルを紹介!
Amazon Kindleストアで10月19日まで開催中の『ギター・マガジン電子化記念 ギター/ベース/ドラム演奏がもっと楽しくなる本セール』。総勢168タイトルの電子書籍が50%OFFで購入可能となっています。是非この機会に手に入れて楽器演奏をもっともっと楽しくしてください! 今回は売れ筋の人気タイトルをリットーミュージック関係者が一挙レコメンドいたします!
『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』
コードは丸暗記するのではなく「7つのルール」で導き出す、それがこの本のメイン・コンセプト。そのために本書ではコードを数字でとらえます。その最初に登場するのが最重要ナンバー「5・8・3」、つまり「こん・ばん・み」です。3つのフォームで「こん・ばん・み」を覚えると、あっという間に弾けるコードが増えていきます。これはギターの指板を音楽理論でとらえると、自ずと導き出されるルール。でも、本書は理論にはフォーカスしていません(裏付けが欲しい方に向けて「ほんの少し」だけ解説しています)。あくまで「ギターを持ってルールを体に覚え込ませていく」、それが「ギター・コードを覚える方法」の最短ルートです!(リットーミュージック出版部 副編集長/永島聡一郎)
『歌、楽器、ダンスが上達! リズム感が良くなる「体内メトロノーム」トレーニング』
元々ギター・マガジンやベース・マガジンの編集部にいた私ですが、良い演奏の決め手はやっぱり「リズム感」......プロアマ、いろいろな演奏を観て聴く中で何度も実感したものです。本書はリズム感を鍛えるシンプルかつ有効な上達トレーニング集。基本は「1、2、3、4のカウントをとりながら、いろいろなリズムで手拍子をする」......それだけ。特別な道具はいりません。単純なだけに自分の弱点が浮き彫りになったりもします。バンド仲間全員で合わせてみたりすれば、全員のタイム感を合わせる練習にもなります。
「1&、2&、3&、4&」というカウントもあるので「裏拍」も鍛えられますし、「1、2、3、4」に「5」を加えれば「5拍子」、4拍子と3拍子のエクササイズを繋げれば「7拍子」に......使い方はさまざま。ゲーム感覚で楽しみながら、リズム感を育てちゃいましょう。(リットーミュージック出版部/杉坂功太)
『最後まで読み通せる音楽理論の本』
コードやスケールのことを知りたいと思って理論書を買ってみたものの五線譜だらけで、書いてある内容を日本語としては理解できても、自分の演奏とどう結びつくのかイマイチわからない......そんな経験をしているギタリストは多いはず! そこで、「敷居が高い」理論書を読む前に読んでほしい本として作られた本書を手に取ってみてください。
理論を学ばずに何とかやり過ごす方法はないのか、なぜギタリストは譜面が苦手なのか、理論を知ったからといってギターがうまくなるわけじゃないでしょ!(逆ギレ)、など普通の理論書には書いていないところから丁寧に解説されているので、きっとタイトルのとおり、「最後まで読み通せ」ます。ちょこちょこ挿入される宮脇先生のギャグが滑っていると感じるかどうか......それはアナタ次第です!(リットーミュージック出版部/橋本修一)
『真実のビートルズ・サウンド完全版』
数あるビートルズ本の中で、本書は最もプレイヤー目線で"音楽的"に語られた一冊かもしれません。アルバム順に全213曲が紹介されていますが、例えば12弦ギターで有名な「ア・ハード・デイズ・ナイト」の間奏部分は、筆者によるとテープ速度を半分にして6弦のグレッチ・カントリージェントルマンとピアノでユニゾン録音し、再生時にテープ・スピードを元に戻すことで、12弦ギターの響きを再現しているのだそう。この件は、エンジニアのジェフ・エメリックの本にも書かれていますが、実際に筆者がそれを実践/検証しているのがこの本の面白いところです。イントロの"ジャーン♪"というコード・ダイアグラムが載っている点も、ギタリスト心をくすぐるはず。まさに"歌って弾いて確かめる"というキャッチコピーに偽りなし。一家に一冊は置いておきたいビートルズ本の決定版です。(ギター・マガジン書籍編集部/坂口和樹)
『できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方』
「楽譜の読み方」を覚えようとした経験ありませんか? そういう方々にリサーチしてみたら、"ドの位置やレの位置"以上に「リズム」に関して悩むことが多いんだそうです。そこでト音記号や五線譜から覚えていく従来の"楽譜の読み方の本"とは異なり、まず「リズム」の読み方を理解してから「楽譜」について学ぶ順番の本を作りました。それぞれのリズムは付録音源などで聴くことができますので、百見は一聴にしかず、簡単確実に理解できます。
リズムの解説には「ラーメン」や「ステーキ」といった、馴染み深い言葉を当てはめる方法も採用、"へぇ〜"と楽しみながらリズムを読む力が身についていきます。そしてリズムについてマスターできたら、五線譜の読み方に突入......非常にスムーズに楽譜を覚えることができるというわけです。ゼロから楽譜の読み方を覚えよう!という方にピッタリの1冊!(リットーミュージック出版部/杉坂功太)
『マンガでわかる! 音楽理論』
「音楽理論」は演奏にも、作曲にも、アレンジにも、ミュージシャン同士のコミュニケーションにも、とにかくさまざまな場面で役立ちます。それはきっと皆さんもうすうす気づいているハズ。でもねー、難しいんですよね。ハッキリ言って。大体、慣れない用語で冒頭からつまずいたりして、そうなるともう後はサッパリ。
でも本書なら大丈夫。マンガですから、わからない部分が出てきても、とりあえず先に進めます。で、最後まで読んでみると、何となく「音楽理論のストーリー」みたいなものが見えてきます。これがとっても重要。どこに連れて行かれるのかわからない状態だと道も覚えづらいですが、一度通った道なら2回目からは「あそこにあの店があったな」とより細かい部分に目を行くようになります。そうすると、最初は理解できなかったことも、頭に入ってきたりするんですよね。これがマンガの最大のメリット。本書の主人公リロンちゃんと一緒に、「理論は苦手」を卒業しちゃってください!(リットーミュージック出版部 副編集長/永島聡一郎)
『たとえば、ブラッキーとクラプトン 僕らが恋した伝説のギターたち』
たとえばエリック・クラプトンとブラッキーのように、スティーヴィー・レイ・ヴォーンとレニーのように、ギタリストとセットで記憶されるギター、この本ではそんなギターの物語を27編紹介しています。機械的なギターの解説ではなく、持ち主と愛器の出会いのストーリーとして書き上げたところがポイントで、多くが興味深いエピソードばかり。読み進めていくうちに、読者はきっと自らの音楽体験と重ね合わせて、古き良き日のことを思い出すでしょう。1編1編が簡潔にまとまっているので、スイスイ読めること請け合いです。読み終われば立派なギター・オタクとなっているはず。(ギター・マガジン書籍編集部 編集長/野口広之)
『ギター無窮動トレーニング』
発売以来、ジャズの基礎トレーニングとして大好評をいただいている無窮動シリーズ。初心者の運指練習としてもいいのですが、ある程度ジャズの基礎がわかる人にお薦めの使い方としては、譜面を眺めながらCDをザーッと聴いて、気に入ったフレーズがあったら該当箇所に丸をつけておき、コードに対して何度の音を弾いているのか書き込む。そして、キーを変えて同じフレーズを弾いてみる。慣れてきたらスタンダードのコード進行にあてはめて弾いてみる......これを繰り返すと、自分の中に新しい感覚がインストールされていくのを感じるはずです。
基礎から応用までバランス良く練習したいなら黒い表紙の「無印」を、コンテンポラリーなフレーズを中心に学びたいなら赤い表紙の「2」を選んでみましょう!(リットーミュージック出版部/橋本修一)