●40~50年代を代表するスウィング・ジャズ・バンド、カウント・ベイシー楽団のフレディ・グリーンを意識したギター・スタイルです。
●キーはジャズ・ブルースでは最も一般的なB♭です。
●主体となっているのはB♭7、E♭7、F7の3つのセブンス・コードです。ボイシングはいずれもルート+3rd+7thです。
●後半12小節では、コードの変わり目で必ず“クロマティック・アプローチ”(主体となるコードに対して半音下または半音上からコード全体を平行移動させる手法)を使っています。
●リズム面で注目してほしいのは、すべての裏拍(アップビート)にブラッシング音を入れていることです。実際に演奏する時は特に裏拍を入れる必要はありませんが、裏を入れることによって左手のミュートがちゃんとできているかどうかが確認できるので、僕は生徒に“練習の段階では必ず裏を入れるように”と言っています。
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