今週のおすすめ

  • アコースティック・ギター・マガジン 2025年6月号 Vol.104アコースティック・ギター・マガジン 2025年6月号 Vol.104

    2025.04.25発売

    アコースティック・ギター・マガジン 2025年6月号 Vol.104

    表紙特集は"BOB DYLAN 1961-1965ギタリスト、ボブ・ディランの実像"と題した65ページの特大企画。映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』でも焦点となっている1961~1965年アコースティック全開のディランの魅力に迫る。ウッディ・ガスリーやピート・シーガーに傾倒したデビュー前から、60年代前半~半ば、激動のアメリカの世相を反映したディランが生んだ名曲群、その歌を支えたアコースティック・ギター・ワークを深堀りし、ギタリストとしてのボブ・ディランの実像に迫る。このほか、さまざまなジャンルのプロ・ギタリスト12名に、ピックやカポなど必須小物を収納した"プロの道具箱"を拝見させてもらう機材特集もオススメ。現場で必要な道具をなるべく早く取り出せるように工夫していたり、最小限の道具を極力コンパクトに収めていたりと、そのこだわりは千差万別。それぞれのトリビアを探る。

  • サウンド&レコーディング・マガジン 2025年6月号サウンド&レコーディング・マガジン 2025年6月号

    2025.04.25発売

    サンレコ6月号の表紙はMUCC!17thアルバム『1997』の創造プロセスを30ページにわたりひも解いていく

    皆さんの中には、ビジュアル系バンドにある種のコケティッシュな印象を抱いている方がいらっしゃるかもしれません。そういう魅惑的な面は他誌にお任せするとして、サンレコではビジュアル系バンドMUCCのガチなレコーディング模様を紹介しています。ギタリストのミヤさんは、自ら本チャンの録りやミックス、マスタリングをこなす才人。いつ会っても熱心に、そして淡々と録音技法や音響機器を語る姿がかっこいいです。今号の巻頭企画では、ミヤさんのディープな録音話に加え、自宅スタジオの徹底レポートも収録。久々のコラボとなったエンジニア=原裕之さんのテクニカルなインタビューも必見です。
    エンジニアの檜谷瞬六さんと松下直也さんが解説するコンプレッサーの特集は、ここ数年のサンレコでも指折りの超絶マニアックな内容。担当編集者で副編集長の飯田がお二方と対話を重ね、読者の方々にオプティマイズした誌面構成となっています!

  • ベース・マガジン2025年5月号(Spring)ベース・マガジン2025年5月号(Spring)

    2025.04.18発売

    プロもみんな練習をしてうまくなった。亀田誠治と矢花黎[B&ZAI]が表紙の『ベース・マガジン2025年5月号』は"ベースの練習"をテーマにした特集企画!

    今回の表紙巻頭特集「練習しようぜ!」は、その名のとおり練習にフィーチャーした内容。そのため、亀田誠治さんと矢花黎さんによる表紙も、どこかの家で楽しく練習しているような雰囲気の写真にできればと思っておりました。結果、おふたりがベースを弾きながら笑い合っている柔らかい写真を撮影することができましたが、実際の現場でもおふたりでベースを弾きつつ、ずっと音楽や楽器の話をしていて、その現場の空気感が切り取れたのではないかと思っています。もちろん、そんな良い関係で紡がれた対談もとても充実した内容となっておりますので、ぜひ誌面をチェックしてみてください。

  • ギター・マガジン 2025年5月号ギター・マガジン 2025年5月号

    2025.04.12発売

    ギタマガ5月号はエレキ派のための丸ごと一冊アコギ特集!ボディサイズの違い、弦の張り方、エレアコの音作り、アコギ専門店探訪など意外と知らないアコギ界隈の常識をお届け

    今回は禁断のアコースティック・ギターをテーマにした一冊となりましたが、最近のプロ・ギタリスト事情を探ってみると、エレキもアコギも両方弾くというレコーディング現場が非常に増えているようです。昔はエレキとアコギは完全分業性で、スタジオミュージシャン界隈ではそれぞれの分野にスペシャリストがいたと言われていますが、今やその垣根もだいぶなくなり、どちらの技術も求められる二刀流の時代に突入しています。そんな背景から生まれた企画でした。ちなみに表紙イラストは、漫画『SHIORI EXPERIENCE~ジミなわたしとヘンなおじさん』の作画者・長田悠幸先生の書き下ろし。モデル・イメージは、ジミヘンではなく、クリーム時代のエリック・クラプトン(アフロ期)です。

  • きりぎりすきりぎりす

    2025.04.11発売

    人気シリーズ「乙女の本棚」第46弾は、文豪・太宰治×イラストレーター・しまざきジョゼのコラボレーション!『きりぎりす』が発売に

    4月の乙女の本棚シリーズの新刊は、イラストレーター・しまざきジョゼさんの登場です! 様々な小説の表紙イラストで活躍され、近年では技法書の大ヒットも記憶に新しいので、そろそろ本シリーズにくるのではと予想していた方も多いのではないでしょうか。取り上げる作品は太宰治の『きりぎりす』という、画家の妻の視点で、どんどん有名になっていく夫への気持ちを吐露するものです。冒頭の「おわかれ致します。あなたは、嘘ばかりついていました。私にも、いけない所が、あるのかも知れません。けれども、私は、私のどこが、いけないのか、わからないの」というところから太宰節全開で、一気に引き込まれますね。このシリーズでも取り上げた『女生徒』や『待つ』と同じく、語り手が女性なので、この2冊と合わせて読むのもおすすめです。イラストはもちろん全点描き下ろし。さまざまな表現方法や構図が楽しめます。

  • The♡かぼちゃワイン First LookThe♡かぼちゃワイン First Look

    2025.04.11発売

    ラブコメの金字塔『The♡かぼちゃワイン』が原画タッチを活かしたカラー印刷で甦る!『The♡かぼちゃワイン First Look』が発売に

    1980年代に一世を風靡し、アニメ作品としても大人気だった『The♡かぼちゃワイン』。高身長女子のエルと低身長男子の春助が織りなす学園ドラマは、当時を知る方には懐かしく、初めて読む方には驚きをもって迎えられるかもしれません。とにかくTHE昭和のラブコメですから、学校も私生活ものどかでのんびりした雰囲気。SNSやインターネット、携帯電話のない世界は、もう戻れない失楽園のようなものかもしれません。
    もちろん、そんな時代のコミック作品ですから当然原画は手描きです。そして本書では手描きの風合いを十全に再現するべく、まるで画集のような全ページ「生原稿再現スタイル」でお届けします。これはなにより、三浦先生の美しいタッチを味わっていただきたいからです。現在は手描きにこだわる漫画家集団「マンガ ハンズ」のメンバーとしても活動している三浦先生ですから、『The♡かぼちゃワイン』を手描きの原稿で読むことできっと新たな魅力を発見できるはずです。ぜひお手にとってご覧ください。

  • NO ERIC, NO LIFE. エリックに捧げた僕らの人生NO ERIC, NO LIFE. エリックに捧げた僕らの人生

    2025.04.11発売

    エリック・クラプトンに魅せられ、"クラプトンな人生"を歩んだ愛すべき人々の記録。『NO ERIC, NO LIFE. エリックに捧げた僕らの人生』が発売に

    エリック・クラプトンの来日がいよいよ迫ってきました。齢80歳のクラプトンがどんなステージを見せてくれるのか楽しみです。さて、クラプトンといえば、多くのディープ・マニアがいることはよく知られています。単なる"推し"を超えて、クラプトンが人生そのものになってしまうような強烈なキャラクターの持ち主たちです。本書では、そんな"エリック"な人生を送る10人の生き様を紹介します。クラプトンと同じギターや機材をとことんまで収集しているギタリスト、クラプトンが乗っていたフェラーリと同じ車を買ってしまった人、クリーム時代のクラプトンのコスプレに徹する女性、クラプトンのワールドツアーとともに世界を巡る旅人、クラプトンのブートレッグを大量に収集しているコレクターなどなど。人となりだけではなく、機材や車、装飾品、衣装など、彼らが"成果"として集めている品々を美しいカラー写真で紹介します。オールカラー192ページのエリックに捧げた人生をお楽しみください。

  • All About Niagara 1973-2024All About Niagara 1973-2024

    2025.03.18発売

    祝・大滝詠一ナイアガラ・レコード50周年。ファンのバイブル『All About Niagara』の完全リニューアル改訂版が登場!

    大滝ファンの必須アイテムが20年ぶりに改訂。デザインも並びもすべてイチから組み直した完全リニューアル版です。内容は、この20年間にリリースされた作品を追加しただけ......ではまったくありません。これまで存在すら知られていなかった発売中止企画の希少なテスト盤、大滝自身が個人的に制作していたカセットやDAT、さらに2014年以降にリリースした作品のプロモなど、旧版を熟読してきた方々ほど、驚愕のアイテムの数々に目が釘付けになることと思います。50周年を迎えたナイアガラ・レコードが"何をしてきたか"を網羅しているのはもちろん、"何をしようとしてきたか"をも知ることができる本書は、今後、大滝作品と向き合ううえでの新たなバイブルといえるでしょう。

  • にっぽんのマスター・ビルダー&リペアマン紳士録にっぽんのマスター・ビルダー&リペアマン紳士録

    2025.03.17発売

    『にっぽんのマスター・ビルダー&リペアマン紳士録』が発売に!日本を代表するギター・ビルダーとリペアマンの人となり、仕事歴、仕事上の哲学を深掘り

    60年代からこの方、日本は世界に大量のギターを輸出してきました。テスコとグヤトーンをはじめとして、多数のギター・メーカーが製造したギターは世界中を席巻し、かなりの外貨を稼いだのです。その頃は、確かにあまり品質の良くないものもありました。しかし、70年代を迎えると、めきめきと技術力を上げ、外国製品と肩を並べるほどのギターを作るようになりました。そうやって偉大な先人がエレキ・ギター作りの道を敷いてくれたのです。本書には、そんな時代に育ちギターに憧れたギター・ビルダーとリペアマン7人が登場します。日本にエレキ・ギター作りという産業が根付き、クラフトマンやリペアマンという選択肢が職業として登場した黎明期に、彼らはそれぞれの道を選びました。そして、今に至るまでしたたかに歩み続けています。その技術力は世界に誇るレベルです。彼らがどのようにしてギターに興味を持ち、高い技術力を身につけてきたのか、本書のねらいはそこを明らかにすることにあります。

  • Guitar magazine Selections Vol.3 ニッポンのロックンロール名演選Guitar magazine Selections Vol.3 ニッポンのロックンロール名演選

    2025.03.17発売

    ギター・マガジン45年の歴史から20曲を厳選!『Guitar magazine Selections Vol.3 ニッポンのロックンロール名演選』が発売

    おもに英国ロックの影響を色濃く大きく受けながらも、独自の進化を遂げてきた日本のロックシーンには、ユニークなスタイルの名手が多く存在します。この楽譜集には、仲井戸麗市、Char、鮎川誠、土屋公平、布袋寅泰、浅井健一、アベフトシなどなど、ギター・マガジンが長年追ってきたギタリストが多数登場。ロックンロールなギターというと勢いに任せた演奏をしているようなイメージがあるかもしれせんが、楽譜を眺めながら改めて演奏を聴くと、その奥深さに気付かされます。ラフに弾いているように思ったフレーズが実は緻密に構築されていたり、何気ないアルペジオが代理コードになっていたりと、一聴しただけでは捉えきれない工夫が数多く凝らされているのです。歴史に残る名演には、やはり理由がありますね。演奏技術やフレージングだけでなく、アレンジのアイディアも学べる一冊に仕上がりました。