今週のおすすめ

  • 大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.1大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.1

    2023.03.20発売

    〈はっぴいえんど〉解散後、1973~1978年の福生45スタジオ時代にフォーカス! 大滝詠一のエンジニアとしての足跡を日記形式で追う書籍の第2弾が発売

    今年は大滝さんが福生に転居してから50周年という節目でもあります。その1973年の何月何日に引っ越しをして、そこで最初に作った曲は何で、のちに福生45スタジオと名づけられる建物の契約を何月何日にして、防音工事をいつから開始したか......ということが、この本にはすべて書いてあります。もちろん本の主軸である、何月何日に、誰と、どこで、何という曲をレコーディングしていたかについても、調べられる範囲で詳細に記述されています。さらに、当時の様子をリアルに想起させる貴重な写真の数々や福生45スタジオの著者自作の間取り図も掲載するなど、"ナイアガラー"と呼ばれる大滝マニアにもきっと興奮していただける、ディープな1冊に仕上がりました。ちなみに私はどちらかというとメロディ・タイプの大滝作品のファンでしたが、本書の制作作業で大滝さんのことを深く知るにつれ、『LETS' ONDO AGAIN』(祝サブスク解禁)こそが最高傑作だ!と思い至りました。

  • ボサ・ノヴァ・ギターが弾ける本 改訂版ボサ・ノヴァ・ギターが弾ける本 改訂版

    2023.03.15発売

    夏が来る前にクールなボッサの練習を始めよう! ボサノヴァ・マエストロ=中村善郎氏によるボサ・ノヴァ・ギター教則本の改訂版が登場

    2023年3月15日に発売した『ボサ・ノヴァ・ギターが弾ける本 改訂版』。"日本のジョアン・ジルベルト"とも評されるアーティスト、中村善郎によるボサ・ノヴァ・ギター教則本で、楽譜や音楽理論は登場せず、コードの押さえ方が一瞬でわかるダイアグラムとリズム譜だけで構成しているのが特徴。おそらく世界一わかりやすいボサ・ノヴァ・ギター教則本と言っても過言ではないでしょう。2005年初版分に、追加章"グルーヴ/スウィングの本質"を加え、より音楽的にボサ・ノヴァ・ギターが楽しめる内容に! 模範演奏音源をストリーミング&ダウンロード形式に変更し、すぐにスマホで確認できるのも改訂版ならでは。アコギマガジンWEBで模範演奏動画が随時更新されているのでチェックしてほしい。

  • 3年後、確実にジャズ・ドラムが叩ける練習法3年後、確実にジャズ・ドラムが叩ける練習法

    2023.03.15発売

    ジャズ入門者のベストセラー書、"3年後シリーズ"からドラム版がついに登場! 著者は多くのミュージシャンから熱い支持を集める実力派ドラマー・横山和明氏

    ギターを筆頭にベストセラーとなっている「3年後、確実に~」シリーズ待望のドラム編となる本書ですが、実は"教則本をあまり読まない、練習も普段それほどしない"という著者の横山和明さん。でも、演奏は本当に素晴らしいのです。執筆にあたり、何度かの話し合いの中で、"音楽書のような教則本にしたい"というワードが出てきて、そこを軸に作り上げました。なので、他の3年後シリーズとはちょっと違った作りになっています。横山さんの言葉を借りると「スタイルとしてのジャズ・ドラミングの習得ではなく、ジャズという音楽の中に"いる"状態となり、その中にいる人達とコミュニケーションが取れるようになること」を目標とした本です。ラストに掲載されている、アンサンブル楽曲×3を録音したメンバーによる座談会は、話が盛り上がり過ぎて予定をかなりオーバーしましたが、素晴らしい内容だったのでたっぷりと文字に起こして掲載しました。"演奏/合奏"することが新しい角度で見えてくると思います。

  • ギター・マガジン・レイドバックVol.12ギター・マガジン・レイドバックVol.12

    2023.03.13発売

    表紙巻頭では女優の桜庭ななみが登場! あの頃、ギター・ヒーローになりたかった すべての大人ギタリストへ 『ギター・マガジン・レイドバックVol.12』

    ギター・マガジン・レイドバック第12号をお届けします。本誌はなぜギターを弾く若い女性が表紙なのかと聞かれることも多いんですが、それは若い女性にもっとギターを弾いてもらいたいと思っているからです。今号の表紙は女優の桜庭ななみさん。3月から公開されている映画『有り、触れた、未来』で主演を務めています。この映画は東日本大震災で傷ついた東北の人々が生と死に向き合う姿を描いた作品で、桜庭さんは元バンドマン役を演じています。このためにギターを猛練習したとのこと。ぜひ映画も一緒にご覧ください。メインの特集は70年代のリッチー・ブラックモア。やっぱりリッチーは70年代が最高ですよね。第3期ディープ・パープルの代表曲「紫の炎(BURN)」のスコアも掲載しました。そして、急逝した永遠のギター・ヒーロー、ジェフ・ベックの追悼ページもあります。ぜひお楽しみください。

  • METAL HAMMER JAPAN Vol.13METAL HAMMER JAPAN Vol.13

    2023.03.13発売

    『METAL HAMMER JAPAN Vol.13』では初のコンセプト・アルバムをリリースしたBABYMETALを大特集! 巻末にはオリジナル大型両面ポスター付録付き

    今回のMETAL HAMMER JAPANは『Vol.4』以来、約1年3ヵ月ぶりの登場となるBABYMETALスペシャル! 彼女たちにとって初のコンセプト・アルバム『THE OTHER ONE』に合わせ、誌面もそのテーマを散りばめた内容・構成となりました。取材時にもふたりの成長が感じられ、短い時間ながら圧倒されました。巻末には本誌にとってはもちろん、彼女たちにとっても初となるサイズの両面ポスターが付録。そちらも要チェックです!
    そんな作品に合わせた特別企画が《コンセプト・アルバムの歩き方》です。メタル・シーンにも数多くのコンセプト作がありますが、少々むずかしい印象もあり敬遠されがち。ただ、腰を据えて聴くと素晴らしいアルバムばかりなんですよね。サブスク主流の今だからこそ、楽曲をアタマから最後まで、歌詞&アートワークとともにじっくり楽しんでみてはいかがでしょうか?
    このほか復活のLOVEBITESやDEVILOOF、TikTokとメタル、英TOP50アルバム検証......など、Vol.13号も内容盛りだくさんとなっております☆

  • はじめましてのウクレレ・ブックVol.3 2023はじめましてのウクレレ・ブックVol.3 2023

    2023.03.10発売

    知識ゼロでも大丈夫! ウクレレを楽しみたいあなたのためのビギナー誌、『はじめましてのウクレレ・ブック』から第3号が発売

    入門者・初心者さん向けとして発行している『はじめましてのウクレレ・ブック』、早くも3号目の発売となりました。新型コロナ・ウイルスの蔓延時にウクレレを手にした方も多いと思いますが、それから時間が流れ"最近ウクレレを触ってないな"、"実は挫折しちゃったな"という方もいらっしゃると思います。そこで、入門者さんのみならず、もう一度手にしたいなと思っている方に向けた奏法ノウハウ企画って何かできないですか?と弦楽器奏者のエバラ健太さんに相談したところ、提案していただいたのが"10日間で基礎が身につく!エバラ健太のウクレレ・レッスン♪"。理論などの説明は最小限にとどめ、楽しく曲を弾いているうちにレパートリーが増えるようにしてもらいました。スロー・ペースで1日分が進むので、日頃あまり練習時間を確保できない方もこれなら無理なく続けられるはず。復習としても使えます。ぜひ本書を手に気楽にウクレレ演奏を楽しんでもらいたいです。

  • 鍵盤ハーモニカのしらべ鍵盤ハーモニカのしらべ

    2023.02.28発売

    ピアノ伴奏カラオケに合わせて1人でも楽しめる、究極の鍵盤ハーモニカ曲集が登場! ジブリ映画音楽やジャズ、シャンソンまで全20曲を収録

    付属の模範演奏CDを聴くだけでも勉強になる鍵盤ハーモニカ曲集です。小学校の音楽授業で導入された鍵盤ハーモニカは、教育楽器として定着しましたが、ここ数年の間に次々と大人向けの機種が開発され、今日では表現力豊かな楽器として、プロ奏者や愛好者が増加しています。本書では、初心者でも早く上達できるように、パート譜には指使いやブレス・マーク、タンギング・マークを付けました。全曲コード付きなので、中級者以上の方はアドリブ演奏にも挑戦してみてください。技巧的に高度な曲もありますが、各曲の演奏ポイントや練習方法を参考に、ぜひ全曲演奏できるように頑張ってみてください。シリーズで好評のピアノ伴奏譜、カラオケCDも付いていますので、生のピアノ伴奏に合わせての練習・演奏も楽しめます。ぜひさまざまな場面でご活用ください。

  • オルタナティブオルタナティブ

    2023.02.25発売

    芸能界きってのロックフリーク、永野氏に寄り添った人、音楽、映画たち。エッセイ『オルタナティブ』が発売中!

    前著『僕はロックなんか聴いてきた~ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!~』で話題を呼んだ芸人・永野氏の新著です。ロックを中心とした音楽や映画に対する愛と造詣の深さだけでなく、鬱屈した10代、焦燥感と絶望感にまみれた20~30代、牙を研ぎ続けた30~40代と常に"外道"であり続けた永野氏の半生もリアルな筆致で描かれており、前著とはまた違った魅力にあふれた一冊となっています。90年代のロックについてはもちろん、本人曰く「あまりよく知らない」というヒップホップについても気がつけばかなり熱く語られており、特に「最強」というD.Oに関する想いには注目。映画では『ロスト・ハイウェイ』『狂い咲きサンダーロード』『ダークナイト』あたりが好きな人にも響くこと必至の一冊となっています。

  • 譜面が読めなくてもできるフィンガードラム譜面が読めなくてもできるフィンガードラム

    2023.02.25発売

    わかりやすい図解で誰でも簡単に叩ける、フィンガードラムの入門書が登場。譜面を使わないので音楽初心者でも問題なし!

    DTMが当たり前の昨今ですが、リズムをMIDIで打ち込むにしても、やはりドラマーによる生ドラム演奏の躍動感はなかなか再現できるものではありません。指でサンプラーを叩く"フィンガードラム"は、生ドラムの演奏ができなくとも、生ドラムのような躍動感を出すこともできるようになります。自宅での練習もしやすいですし、ゲーム感覚で遊ぶのにも楽しいので趣味にうってつけです。
    著者のスペカンさんはドラマーでもあります。彼曰く、"ドラムはスティックの持ち方ひとつをとっても千差万別。でもフィンガードラムは指で叩けば音が出ます"。またこの本は譜面を使わずに演奏フレーズを解説しているので、全くの音楽初心者でも安心です。自分もこの本の編集をすることになり、思い切ってサンプラーを買ってみました。今は安いものもあって手に取りやすく、毎日触ってしまいます。

  • ベース・マガジン講義録 リズム&グルーヴ徹底攻略本ベース・マガジン講義録 リズム&グルーヴ徹底攻略本

    2023.02.21発売

    永遠のテーマともいえる"リズム"と"グルーヴ"について、ベース・マガジン本誌で過去に掲載された奏法記事のなかから10編を厳選収録!

    "リズムに自信ありますか?"という問いかけに、胸を張ってイエスと答えられるアマチュア・ベーシストは、そう多くはないのではないでしょうか? さらに、"良いグルーヴとは?"といった、プロ・ベーシストに聞いても答えが曖昧になりがちなものも絡んでくるとなると、なおさら自信が持てなくなってきたり......。突き詰めても突き詰めても、まだその先がある。そんな永遠のテーマともいえる"リズム"と"グルーヴ"については、ベース・マガジン本誌でもさまざまな角度から特集企画を展開してきました。本書は、ベース・マガジンに掲載された"リズム"と"グルーヴ"に関する特集記事をまとめたものです。テーマや講師によって多角的な視点から"リズム"と"グルーヴ"を分析しているわけですが、改めてこうして並べてみると、なんとなく共通するポイントが見えてきます。きっとそれが、"リズム"と"グルーヴ"の核心なんでしょうね。ぜひ、そのポイントを発見&体得してください。