今週のおすすめ

  • 絶対に音が良くなる「ギター調整」絶対に音が良くなる「ギター調整」

    2023.02.18発売

    島村楽器ギターリペア工房の凄腕、ルシアー駒木さんが伝授! 自分でできる「理想の音に近づけるドライバー調整法とアイディア」

    著者のルシアー駒木さんがまだギター作りやリペアの修行をされていた頃、師匠や先輩が調整した楽器の音に関して「変わったな」と感じる時もあれば「...変わってるのかな?」と感じる時もあったとか。でも後者の印象の楽器もお客様は「変わったねえ」という反応をするのを見て、実際の音の変化具合をデータや数値で調べたくなった駒木さん、オシロスコープなど音が波形で確認できる機材をいろいろ入手、楽器の改造・調整・パーツ交換など、リペア作業をするたびに確認してデータをとったそうです。最初はあまり作業内容と音色との明確な関連は見えなかったそうですが、データが増えていくにつれ「この作業をするとこう波形が変わる」「こう波形が変わるとこう音が変化して聴こえる」など、いろいろなことがわかってきて、その中で辿り着いた考え方や方法の中のひとつが本書で紹介しているドライバーによる調整です。作業自体は簡単でシンプル。本書を読みながら、ぜひ自分の楽器を好みの音に近づけてみてください。

  • はじめてのオリジナル・エフェクター&ミニ・アンプ製作【新装版】はじめてのオリジナル・エフェクター&ミニ・アンプ製作【新装版】

    2023.02.17発売

    プロからの信頼も厚い秋間経夫が直伝! エフェクター制作の入門書『はじめてのオリジナル・エフェクター&ミニ・アンプ製作』が新装版として復活

    著者である秋間経夫さんは言わずと知れた元マルコシアス・バンプのギタリストで、日本のグラム・ロック界隈の超重要人物でもあり、なおかつ評価の高い機材ブランド"AKIMA&NEOS"を主宰している張本人。つまり、エフェクター自作本の著者としてこれほど信頼できる人はいません。そんな秋間さんが、"エフェクター自作の門戸を叩いてもらうこと"を目標に作ったのが本書です。メカ系が苦手な人でも全然OK。この本をパーツ屋さんに見せて材料を集め、コマ割りの作業写真を見ながらプラモデル感覚でじっくり作っていけば、誰でもエフェクターが作れてしまうでしょう。しかも、秋間さんお墨付きのカッコいいサウンドが出せるプロ仕様のモノが、です。大してお金もかからないので、節約のために自分でエフェクターを作るのもいいかもしれません。ぜひチャレンジしてみてく下さい!

  • ストラトとレス・ポールに同じゲージを張ってはいけない理由ストラトとレス・ポールに同じゲージを張ってはいけない理由

    2023.02.15発売

    ストラトとレス・ポールに同じゲージを張ってはいけない理由、わかりますか? ギターに潜む小さな物理を数値化しわかりやすく解説

    私がギター・マガジンの編集長だった2012年に同誌に連載していた西村秀昭さんのセミナーを加筆・再編集したのが本書です。西村さんは池袋でリペアショップを営む名物リペアマンで、常日頃、ギター弦のテンションとは何か?について考えているようでした。スケールの長短や弦の太さによってテンションが変わることは大昔から知られていましたが、実際にそれを数値化したものはありませんでした。それなら、専用測定器を作って測ってみたらどうだろう、ということでこの連載は始まりました。その他にもギターという楽器にはいくつもの物理的な法則が潜んでいます。トレモロ・アームに働くテコの原理、ボディに働く重心の原理などなど。そういった小さな物理を知ることで、ギターの構造に詳しくなるだけでなく、演奏性を向上させることもできます。ストラトとレス・ポールに同じゲージを張ってはいけない理由がわからない人は、絶対に読んでください。

  • エンジニア直伝!DTMerのためのミックス&宅録テクニックエンジニア直伝!DTMerのためのミックス&宅録テクニック

    2023.02.15発売

    サンレコの人気記事を厳選収録! プロ・エンジニア/クリエイター直伝、DTMerのためのミックス&宅録テクニック

    2018年以降の『サウンド&レコーディング・マガジン』の特集を厳選し収録したムックです。一線のサウンド・エンジニア/クリエイターの方々が惜しみなく自らのミックス&録音テクニックを披露してくださり、まさに"今の音像"を生み出すためのエッセンスが満載! 書名の通り"DTMer向け"なので、いわゆる宅録/ラップトップ環境でもお手本にしていただきやすいトピックがメインです。
    私が編集を担当した特集も幾つか収録していて、読み返してみると、あらためてエンジニアの方々に手厚くご協力いただいたことに感謝の念を抱きます。サンレコなので情報量モリモリ、時にはかなり高度なテクニックも登場しますが、読後に自身の音楽制作で実践していただくと、DTMスキルが向上するはず。ミックスや録音が巧みになるということは、曲の作り方そのものをアップデートすることにもつながるでしょうから、ぜひ本書を血肉として優れた音楽を作っていただきたいと思います。

  • 名演コピー&アナライズで学ぶ実践ジャズ・ギター・コンピング名演コピー&アナライズで学ぶ実践ジャズ・ギター・コンピング

    2023.02.15発売

    ジャズでは伴奏もアドリブだ! 本気でジャズに取り組みたい方に向けた、究極のコンピング練習法

    "ちょっとかじってみたい"というレベルを超えて、本気でジャズ・ギターに取り組みたい人に向けた教則本です。脱初心者を目指してジャズの耳コピにチャレンジしたことがある方は知っていると思いますが、シングルノートのラインを耳コピするのも大変だけど、コードを聴き取るのはさらに難しい! スロー再生しても、まったく聴き取れないこともあるほどです。そこで本書のように、プロが採譜、解説を行なった教則本の出番です。本書に掲載されている楽譜を眺めながらCDを聴けば聴き取れるのは当然ですが、そこから抽出されたメソッドを練習したあとに別の演奏を聴いてみると、あら不思議。なんと少しだけ聴き取れるようになっているのです! ジャズには、一朝一夕で急に上達する練習法はありません。しかし、方向性を示してくれるメソッドは必要です。本書をもとに、数年間かけるつもりで練習に取り組めば、必ずやコンピングが上達し、引いてはジャズ全般の理解を深めることになるでしょう!

  • こどもと歌おう! かんたんウクレレSONGBOOK by ガズこどもと歌おう! かんたんウクレレSONGBOOK by ガズ

    2023.02.15発売

    大人気"ガズレレ"歌本シリーズからこどもと楽しめる最新作が登場! 童謡からTVで人気の歌、ジブリ、ディズニーまでこどもたちが大好きな曲を多数収録

    大人気のウクレレYouTuber、ガズさんと一緒に作ったSONGBOOKシリーズの最新刊は、親子で楽しめる1冊になりました。ガズさん自身この先何年も愛されるような本にしたいという思いから、いつにも増して気合が入っていて、表紙のイメージや選曲などについて、たくさんのアイディアを出してくれました。
    "キッズ向けのみで100曲"というのは結構なボリュームですから、たとえば、アンパンマン関係で3曲、ドラえもん関係で5曲、『鬼滅の刃』からは4曲、『ONE PIECE』からは3曲、さらにディズニー関連は8曲、ジブリで10曲と、ガズレレのYouTubeチャンネル同様、痒い所に手が届く選曲をすることができました。また、後半の童謡はコード2つ~3つだけで弾ける曲がたくさんあるので、ウクレレをはじめて弾く方にも最適な1冊になりました。
    3月12日(日)にはタワーレコード渋谷店にて本書の発売を記念したイベントもあるので、ぜひそちらもチェックしてください!

  • ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論

    2023.01.26発売

    初めは「駄作」だってかまわない! 三択の穴埋めクイズでやさしく学べる、ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論

    多くの場合、駄作を何曲も作っていくうちに、人前に披露できるレベルの曲になるわけです。はじめからクオリティの高い曲が作れることはないでしょう。ということで、本書は、駄作を作ることからはじめています。
    とは言っても、鼻歌レベルのメロディを作るのもハードルが高いですよね。そこで本書は、3つの選択肢から最適なメロディを選ぶという「穴埋めクイズ」となっています。作曲本を読んだことのある人は、「序盤で挫折した」という経験をお持ちの人が少なくないと思います。でも、本書は挫折とは皆無です。
    さあ、本書で駄作作りをはじめましょう! 最初のうちは、「ダサく(駄作のダジャレです)」てOK。この駄作が未来の名曲へとつながるのですから。

  • できる ゼロからはじめる鍵盤ハーモニカ超入門できる ゼロからはじめる鍵盤ハーモニカ超入門

    2023.01.26発売

    音の出し方から演奏後のメンテナンスまで。やさしく学べて楽しく吹ける、鍵盤ハーモニカ入門書の決定版が登場!

    自分が通っていた幼稚園や小学校では、なぜか鍵盤ハーモニカを吹くというカリキュラムがなかったため、私自身まったく未経験の状態でスタートした本書の企画。これまでの編集者生活で、1度も触ったことがない楽器の教則本を手がけるというのは初めての経験だったのですが、著者の南川さん、監修の侘美さんに基本のところから1つずつ教えていただき、ようやく1冊の書籍にまとめることができました。まさによく言われる、"編集者が最初の読者である"を地でいった感じ。その点で言えば、これから鍵盤ハーモニカにチャレンジしようという読者と同じスタート台に立ち、本書を読んで、一足先に鍵盤ハーモニカが吹けるようになった人......それが私ということになりますね。付録のオケに合わせて「ルパン三世 愛のテーマ」を吹きながら、密かに悦に入っています。

  • ブリキのギターに愛を込めて 〜イカサマイマサ[書籍版]ブリキのギターに愛を込めて 〜イカサマイマサ[書籍版]

    2023.01.26発売

    BARBEE BOYSのリーダー兼ギタリスト、いまみちともたか初のエッセイ集! 波乱万丈のギタリスト半生を綴った痛快エッセイが書籍化

    "いまみちともたか"というギタリストの「匂い」が濃密に充満した書籍になりました。80年代に、ガラパゴス的な"新しさ"を纏って颯爽とシーンに登場したBARBEE BOYS。ステージで目も合わさずに物語を表現する稀代のシンガー2人が発する独自の世界観、作詞・作曲を一手に担うイマサのプロデュース感覚は唯一無二で、2023年に至るまで類似するバンドが生まれてきませんでした。
    本編にも話が出てきますが、『ギタマガWEB』連載を始めるにあたり、僕が語呂だけで考えたのは「イマサライマサ」というもの。さすがに失礼が過ぎるので封印して提案したのが「イカサマイマサ」でした。ちなみにこの「イカサマ」という言葉はTVアニメ『ガンバの冒険』に出てくる一匹のネズミ、イカサマが元になっています(個人的にはカッコいい言葉だと思っています)。多彩なコードトーンとアルペジオを駆使して、良い意味でリスナーを「煙に巻く」イマサのギターが重なるといいなと。
    当時を知るベテラン読者だけでなく、お行儀がよくなった(?)昨今の若手にこそ、奇才かつ異才ギタリストがどんな感性で音楽と向き合っているか、本書を通して体感してほしいと思います。

  • カンバセーション・イン・ジャズ ラルフ・J・グリーソン対話集カンバセーション・イン・ジャズ ラルフ・J・グリーソン対話集

    2023.01.25発売

    ジャズ黄金時代、伝説のミュージシャンたちの貴重な肉声をそのまま収録! インタビュー集『カンバセーション・イン・ジャズ ラルフ・J・グリーソン対話集』が発売

    ジョン・コルトレーン、ディジー・ガレスピー、ビル・エヴァンス、ソニー・ロリンズ、デューク・エリントン......ジャズ好きなら誰もが知っている有名ミュージシャン12人が、全盛期にどんなことを考えていたのかがわかる、資料的価値も非常に高いインタビュー集です。本書は1959年から61年までの「ジャズ」という音楽における《決定的とも言うべき時点》に収録された、その歴史を作ってきた当事者たちによる自負と自省、期待と展望を記録したドキュメントであり、会話の節々から伺える個人のキャラクターも魅力です。「モントレー・ジャズ・フェスティバル」の創設、テレビ番組『ジャズ・カジュアル』の司会、ディジー・ガレスピーの大統領選出馬応援、デューク・エリントンのドキュメンタリー映画の制作など、多面的な活動でジャズを語り、ミュージシャンたちを支援し続けたインタビュアーだからこそ聞き出せた話も多く、多くの発見がありそうです。