メタリカやスレイヤーのようにパワフルかつヘヴィやディストーションを出すためには、変にアンプのツマミをいじるより、右手の手刀部分でブリッジ・ミュートして弾くことが大切だ（右図）。ただ、注意しなければならないのが、弦に触れる力加減によってサウンドは大きく変わってしまうという点。最もいいのは、“触れている”と“押さえている”の中間ぐらい。言葉で伝えるのは難しいが、押さえ方が弱い、つまり触れている状態だと低音がモッコリした音になり、逆に強く押さえすぎるとアタック音しか聴こえなくなってします。この両方のおいしい音の中間……“ズン！ズン！”を目指して、力加減をいろいろ試してみてほしい。

※譜面をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。

まずはパワー・コード2本ごと刻むブリッジ・ミュートの特訓！

ついでにダウン・オンリーの限界にも挑戦だ！